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日本デジタル歯科学会 第13回学術大会

4月23日(土)~24日(日)にタワーホール船堀(東京都江戸川区)にて3年ぶりに対面で日本デジタル歯科学会の定時社員総会と第13回学術大会が行われ盛会となりました。

本記事はわらわに紳士がグイッと入っているため文体が真面目なパラグラフがありますが、頭を柔軟に働かせて読んで頂ければありがたいのじゃ。

タワーホール船堀のエントランスの写真です。
JRから船堀駅は秋葉原駅から都営新宿線まで外を歩くのでしんどいです

定時社員総会

お口にチャックとするのじゃ💦

社員総会の資料です。
代議員なので出席いたしました

CERECのみ概要を示します

初日の企画講演1『歯科医療の近未来─データベース基盤型歯科医療とレジストリーの構築─』でIOS (Intra Oral Scanner; 口腔内スキャナー)の比較データが瞬間的に表示されました。
セレックプライムスキャンは全顎デンタル印象のスコアが他社と比べ群を抜く正確さを持っているというデータが示されていました。

一般口演で歯科衛生士さんが発表した『歯科衛生士の新たなチェアサイドコミュニケーションとしてのIOSの可能性』では、初診時に歯科衛生士が口腔内スキャナーで全顎スキャンするというものがありました。
その後、クリーニング指導の際にプラークの染め出しをしたら全顎スキャンをして、最後臼歯の遠心や前歯舌側などが磨けていないのを本来見ることが出来ない方向からモニタで見せることができ、歯をきれいにするという行為に対するインセンティブに利用しているそうです。
使用していたIOSはプライムスキャンと思われます。
勤務されている院内の約束事として歯周ポケットを検査する前に全顎をスキャンするそうです。
理由は歯肉をぐすぐす刺した後の血まみれをスキャンするとデータが美しくないのと血液によるカメラの汚染および感染防止だと言われていました。
初診時にスキャンするという行為はデジタル機器があるというアピールになると思われます。
PMTCは基本的に自費なので有効なのではないかと存じます。

個人的メインは2日目のSironaのランチョンセミナーだったのじゃ🎫

整理券を10時50分頃にゲットしましたが、残り数枚でした。
密回避のため整理券制に変更されていました

ランチョンセミナーとは機器や材料メーカーが弁当を用意して、担当者やお抱えの教授などの講演を弁当を食べながら聴くというものじゃ🍱
偉い先生や教授の話を弁当を食べながら聴くのは、なかなか不思議な世界でのう。
船堀で開催されたこともあり、深川めしと幕の内弁当の選択制だったのじゃ🏮

講演を聴きながらお食事できます。
草間先生すみません

ランチョンセミナー『プライムスキャンを選択する理由~口腔内スキャナーをフル活用するための治療オプション~』はセレックを利用したインプラントのSimplantと、リテーナー矯正のSureSmileアライナーがメインなので、出入りしている二ヶ所のクリニック的にはまだ先のことと思われる内容でした。
ただ、テセラ(Sirona Tessera)ブロックの話もあり「強度はジルコニアの刀KATANAのSTMLと同じ700MPaなのに軟らかさもあり対合歯を痛めにくい」とのことでした。
Tesseraを勧める理由の2つ目として「仮着は仮着材が歯質に顕微鏡レベルで残るのでダメだということからOne Visit Treatment(1回の来院で終える)が出来るTessera」という流れでした。
ちなみにプライムスキャンのディスポーザブルなカメラカバーは1,000円くらいだそうです。
自費で加算しても良いかもしれません。

美味しい深川めし弁当の写真です。
浅草観音裏の深川めしは美味しかったです

出入りしている二ヶ所のクリニック用のまとめ

「ジルコニアの刀KATANAがいらないのでは?」という感じでありますが、この辺は慣れたらセルトラDUOや刀KATANAを追加注文しない……う~ん、Tesseraが口腔内で割れたら刀KATANAを、刀KATANAが機械でのミリング中に折れたらVITA ENAMICという戦略は残しておく必要があると思われます。
クリニック的に必要な情報は、こんな感じです。

フリーランスなので……

なお、CERECを導入して有効活用が出来ず埃がかぶっているというクリニックの院長様は、ご連絡をいただければフリーランス歯科技工士として紳士が一日7時間半で35,000円+交通費と高額でお伺いいたしますん。

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