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測量士 令和4年・午前・No.15

〔No. 15〕 地上レーザ
 次の文は,公共測量における地上レーザスキャナを用いた地形測量について述べたものである。明らかに間違っているものはどれか。次の中から選べ。

1.地上レーザスキャナを用いて傾斜のある地形を計測する場合,観測の方向は地形の高い方から低い方への向きを原則とする。

【準則第144条(方法)2】

2.局地座標系で観測する場合は,相似変換による方法又は後方交会による方法を用いることを原則とする。

【準則第144条(方法)5の二】

3.地上レーザ測量で設置する標定点は,地上レーザ観測の有効範囲の外に設置することを原則とする。

【第138条(標定点の配置)2】

4.同一箇所から複数回観測する場合は,それぞれ地上レーザスキャナの器械高を変えることを原則とする。

【準則第144条(方法)9】

5.地上レーザスキャナの距離観測方法は,TOF(タイム・オブ・フライト)方式又は位相差方式とする。

【準則第143条(地上レーザスキャナ)一】

地上レーザは去年の測量士補の試験に出るのではないかというボーナス問題なのじゃが、残り一時間となり焦って間違えたぞ💧

観測の方向は地形の低い方から高い方への向きが原則じゃ。

高い方からだとレーザの反射が得られないぞ。

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