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SiLIS-100 作業一連の流れ

わらわがアレルギー検査器機の医療従事者用マニュアルを作ったので、公開できる分だけ備忘録として貼っておくぞ📝

採血後から検査結果印刷まで

  1. 看護師さんや臨床検査技師さんが採血したら、遠沈管……微量採血ツールを出している栄研化学株式会社『かんたんチューブ分離剤あり』に血液を5滴ほど垂らして濾紙に血液が行き渡ったことを確認して青のキャップをします🩸


  2. 栄研化学『かんたん遠心機EC-10』で遠心分離をします。
    時間は概ね3分ぽいぞ⏱


  3. 容量可変タイプピペットの場合はメモリを40µLに合っているか確認をします。
    わらわはNEXTY-S100を所有しているので040が正解じゃ。


  4. ピペットにチップを付けたら透明な上澄みだけワンプッシュで吸引します。


  5. 試薬カートリッジに吐出します。
    この試薬は上部にポッチが、サイドに赤く目印が記されているから、分注位置の間違いが起きにくくなっているのじゃ🔽


    グスッっと差し込んで流し込むぞ💉


  6. 患者の名前を入力したら、試薬カートリッジの裏にあるIDコードを器械に読み取らせて、器機に設置します。
    患者の名前はフリック入力なのじゃが、その画面が出るのが遅くての。
    改善してほしいのじゃ🔡


  7. 反応チップもIDコードをスキャンしたら設置します。


    この反応チップは透明の部分を触ってはならないので注意が必要じゃ⚠
    触って汚してしまうと検査失敗のエラーが出ちゃうぞ。


  8. 扉を閉めたら勝手に検査が始まって、器機が十分に温まっていたら約15分で検査結果が自動でプリントアウトされます🖨


  9. 使用済みの検査キットを医療産業廃棄物へ捨てて終了です🚮

独特な注意点

薬剤の分注前に試薬カートリッジの液を手首のスナップをきかせて容器底に振り落とす作業があります。

冷蔵保管をしばらく行っていた場合は、液体に気泡がなく下まで落ちているので必要ないと思われます。

したがって、わらわはこの操作の意味がいまいち分からないので、おまじないと考えて利き手ではない左手で行うようにしています。

理由その1

景気よく振るとチップが全部飛び出て汚染するのじゃ。

この場合は念のためチップを新品に取り替えているぞ。

利き手じゃない方が事故率が少ないというだけじゃがの。

理由その2

なんとなくラベルを見ながら振りたくなるので、右手だとチップ上部を触れることになるのでなんとなく避けているぞ。

なんとなくだらけですまんの💦

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