〔No. 12〕
次のa~dの文は,公共測量における1 級水準測量の観測について述べたものである。ア~ エに入る語句の組合せとして最も適当なものはどれか。次の中から選べ。
a.レベルと標尺との距離は,最大50mを標準とした。
b.標尺目盛の読定単位は0.1mmを標準とした。
c.三脚の沈下による誤差を小さくするため,後視→前視→前視→後視の順に標尺を読み取った。
d.地表面付近での光路の屈折により生じる誤差を小さくするため,傾斜地において視準距離を
短くし,標尺下方での視準を避けた。
作業規程準則第64条(観測の実施)からの出題じゃ。
aとbは2級水準測量の数値が混じっておったわ。
cはお約束の後視→前視→前視→後視。
dは気差という光の屈折により生じる差で、1級水準測量の場合だけ標尺の下部20cmを読定しないということになっておる。
いずれにしても測量士補と同じ問題じゃ📝