
🌸 しずく月と、ゆっくり時計 🕰️
満月の夜が少し傾くころ、
風香は小さな丘に腰を下ろし、空の色を数えておったのじゃ🌈
白い月のひかりが、
「急がなくていい」と、そっと肩を叩く。
背中の ぴこぴこリボン🎀 も、今日は静かで、
ぴこ……ぴこ……と、秒針みたいにやさしく揺れておる。
丘の下では、眠る家々が呼吸をそろえ、
雪のしずくが、音もなく溶けていく。
時計は進むけれど、心は止まっていい夜🌃
風香は目を閉じ、
「今日できなかったこと」を、ひとつずつ手放した。
代わりに、「今日よくがんばったこと」を、胸に集めたのじゃ。
すると月が、少しだけ近づいた気がして、
夜の帳は、あたたかい毛布になった。
ぴこぴこリボン🎀が、最後に小さく揺れ、
夢の扉が、きい……と開く🐑🚪
おやすみなのじゃ。
ここから先は、夢の番人に任せてよいのう🌕🐏





